LMS(ラーニングマネジメントシステム)利用規約

LMS(ラーニングマネジメントシステム)利用規約(以下「本規約」といいます。)は、一般財団法人ヤマハ音楽振興会(以下「当会」といいます。)が提供するLMS(以下「本LMSといいます。)および本LMS上で提供するすべてのサービス(以下「本サービス」といいます。)を、 YAMAHA MUSIC SCHOOLのうち当会が別途定める各コース(以下「対象コース」といいます。)を受講されるユーザーが利用するにあたり、その利用条件を定めるものです。ユーザーは本規約に従い本LMSおよび本サービスを利用するものとします。ユーザーは、本LMSを利用した時点で、本規約のすべての条項に同意したものとみなされます。

第1条(定義)

本規約において使用する用語は、以下の各号に定めるとおりとします。

  (1)LMS(ラーニングマネジメントシステム):当会およびその協業パートナーが権利を保有するコンテンツやユーザーの受講履歴の管理等をするシステムをいい、本LMSを構成するプログラム、データファイルをすべて含みます。

  (2)ユーザー:対象コースのレッスン受講契約期間中に本LMSを利用するユーザーをいいます。

 

第2条(関連規約)

1.当会は、本LMSおよび本サービスの提供にあたり、本規約とは別に関連する規約、個別の注意事項(以下「関連規約等」といい、本規約と合わせて「本規約等」といいます。)を定めることができるものとします。

2.当会が関連規約等を定めた場合、該当する事項やサービスにおいては、本規約とともに、当該関連規約等が適用されるものとします。

3.本規約の内容と関連規約等との間で、矛盾する内容の定めがある場合、該当事項や当該サービスの範囲内で関連規約等が優先して適用されるものとします。

 

第3条(本規約等への同意)

1.ユーザーが本LMSおよび本サービスを利用するためには本規約および該当する関連規約等に同意することが条件となります。

2.当会はユーザーが本LMSまたは本サービスを利用した場合、本規約および該当する関連規約等に同意したものとみなします。

 

第4条(会員サービス登録等)

1.本サービスをご利用いただくためには、株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスが運営する登録料・年会費無料の会員サービス「YamahaMusicID」(以下、「本会員サービス」といいます。)に会員登録をしていただく必要があります。なお、本会員サービスの利用規約の定めと本規約等の定めとの間に矛盾・抵触がある場合は、本規約等の定めが優先して適用されます。

2.本会員サービスに連携する各種サービスで、本LMSおよび本サービスと関連のないものについては、会員自らの責任および判断ならびに負担のもとで登録・利用するものとし、当該各種サービスにおける登録情報(個人情報を含みます。)およびその利用について、当会は一切の関係および責任を持ちません。

3.ユーザーは、本LMSおよび本サービスの利用に必要となる会員サービスのID・パスワードを自己の責任で管理するものとし、その管理不注意、使用上の過誤、第三者による使用等により生じた損害について、当会は一切責任を負いません。

4.ユーザーが未成年者である場合において、その親権者等法定代理人の会員サービスID・パスワードをもって会員サービスへの登録ならびに本LMSおよび本サービスの利用をするときは、当該法定代理人の責任と管理のもとで当該利用をさせるものします。

 

第5条(未成年者の利用等)

1.前条第4項に定めるほか、未成年者ユーザーの本LMSおよび本サービスにかかる手続きは、当該法定代理人の責任と管理のもとでこれを行うものとします。

2.未成年者ユーザーの法定代理人は、当該未成年者ユーザーに、本規約等を遵守させるものとします。

 

第6条(本サービス)

当会はユーザーに対し、本サービスとして、対象コースの参考演奏曲の聴取、その他当会が個別に定めるサービスを提供するものとし、本サービスの内容・利用手続き等詳細は、本規約の他、本LMSの各該当ページ等に定めることができるものとします。

 

第7条(利用料金)

1.本LMSの利用料金は対象コースのレッスン料に含まれ、本サービス利用について追加料金は発生しません。

2.本サービス利用に関わるインターネット通信料はユーザーのご負担となります。なお、本サービスの利用にあたり必要となる機器およびネットワーク環境等はユーザー自身で準備するものとし、機器や通信の不良について当会は一切責任を負わないものとします。

 

第8条(不承諾事由)

当会は、ユーザーが次の各号のいずれか一つに該当する場合は、当会の判断によりその利用申込を承諾しないことがあります。

  (1)過去に本規約等に違反した者である場合

  (2)過去に当会の他のサービスの利用規約に違反した者である場合

  (3)その他当会が不適切と判断した場合

 

第9条(本LMSの権利帰属と許諾)

1.当会はユーザーに対し、本LMSを使用するための譲渡不能な非独占的なライセンスを供与します。

2.本LMS自体および本サービスに係るすべての権利ならびにその著作権は、当会または当会の協業パートナーが有します。

 

第10条(保証の否認)

1.ユーザーは本LMSおよび本サービスを利用するリスクは全てユーザーの負担となることを理解し明示的に同意するものとします。

2.本LMS、本サービスおよび付帯文書は保証なしに「現状のまま」提供されます。当会は明示、黙示、法定にかかわらず、品質保証、性能、権利の不侵害、商品性、特定目的への適合性を含め、本LMSおよび本サービスに関する一切の保証や表明をいたしません。

3.特に、本LMSおよび本サービスがユーザーの要望に合うこと、本LMSおよび本サービスに中断や遅延がないこと、安全、正確、完全であること、エラーがないこと、および欠陥の修整などについても表明や保証を行いません。

 

第11条(禁止事項)

1.当会は、ユーザーが次の行為を行うことを禁止します。

  (1)知的財産権その他権利・利益を侵害する行為

    ①対象コースのレッスン受講契約終了後に本LMSおよび本サービスを利用すること

    ②本サービスを第三者に利用させること(成りすましを含みます。)

    ③他のユーザー、第三者または当会の知的財産権(著作権・意匠権・特許権・実用新案権・商標権等)その他財産的権利・利益を侵害する行為

    ④他のユーザー、第三者または当会の肖像の権利、プライバシーの権利、名誉・信用・パブリシティの権利を侵害する行為

    ⑤本LMS内のコンテンツについて、無断でそのコピー、複製、アップロード、掲示、転送、配布等をする行為

  (2)その他の禁止行為

    ①本LMSを無断で商用利用する行為

    ②法令、公序良俗に反する行為、または、当該行為を勧誘・助長する行為

    ③当会、他のユーザー、第三者に不利益を与えるあるいは誹謗中傷する行為

    ④その他一般常識に反すると当会が判断する行為や本LMS運営目的の観点からは不適当と当会が判断する行為

 

第12条(違反の場合の措置)

1.当会は、ユーザーが次の事項に該当する場合、その他ユーザーが本規約に違反すると当会が判断した場合、当該ユーザーに対し該当行為の中止ないし是正を求め、または当該ユーザーの本LMSおよび本サービスの利用を停止することができるものとします。

  (1)本規約等または受講契約に違反した場合

  (2)当会が本LMSユーザーとしては不適切であると判断した場合

2.前項措置を講じたとしても、当会は、ユーザーに対し、措置を講じた事実や理由を説明する義務を負わないものとします。

3.第1項に基づく措置によりユーザーに損害ないし不利益が生じたとしても、当会は一切責任を負いません。

 

第13条(本サービスの一時中断・停止)

1.当会は、次に定めに該当する場合、ユーザーへの事前の告知なしで、本サービスの一部もしくは全部を一時中断、または停止することができるものとします。

  (1)システムの工事、保守点検、更新を定期的または緊急に行う場合

  (2)当会が利用する通信回線、電力等の提供が中断されたとき

  (3)ユーザーからのアクセスが逼迫するなど、システムの容量を超える利用がなされた場合

  (4)システムのセキュリティーを確保するため、やむをえない場合

  (5)火災、停電、天災などの不可抗力により、本サービスの提供が困難な場合

  (6)その他、運用上あるいは技術上、当会が本サービスの一時中断もしくは停止が必要であると判断した場合

2.前項に基づく一時中断または停止によりユーザーに損害ないし不利益が生じたとしても、当会は一切責任を負いません。

 

第14条(本サービスの変更と終了)

1.当会は、当会独自の判断で、本LMSまたは本サービスの内容を追加、変更することができるものとします。また、本LMSまたは本サービスの継続が困難な場合には、当会独自の判断により、本LMSおよび本サービスを終了することができるものとします。この場合、当会は事前に変更(軽微な変更は除きます。)や終了について本LMS上に告知または通知するものとします。

2.前項に基づく追加、変更、または終了によりユーザーに損害ないし不利益が生じたとしても、当会は一切責任を負いません。

 

第15条(本規約の変更)

1.当会は、事前に本LMS上にて周知することにより、本規約をいつでも任意の理由で変更することができるものとします。

2.変更後の本規約は、別途定める場合を除いて、本LMS上に表示した時点より効力を生じるものとします。

3.ユーザーが、本規約の変更の効力が生じた後に本LMSをご利用になる場合には、変更後の本規約の全ての記載内容に同意したものとみなされます。

 

第16条(通知の効力)

当会は、本LMSおよび本サービスの提供にあたり、ユーザーに対し、本LMS上への告知などの形で行う通知については直ちにその効力が生じるものとします。

 

第17条(責任の制限)

1.当会は、本LMSおよび本サービスに関して、本LMSおよび本サービスの内容の追加、変更、終了によって、ユーザーに損害が生じた場合やアクセス過多などにより接続障害が生じた場合には、一切の責任を負いません。

2.当会は、本LMSおよび本サービスに関して、明示黙示を問わず、以下の一切の保証をいたしません。

  (1)本LMSおよび本サービスがユーザーの希望に合致すること

  (2)ユーザーが本LMSおよび本サービスを通じて入手した情報などがユーザーの希望に合致すること

  (3)本LMSおよび本サービスを通じて提供されるソフトウェアにエラーが生じないこと、およびエラーが修正されること

 

第18条(損害賠償)

本規約または関連規約等が消費者契約法(平成12年法律第61号)2条3項の消費者契約に該当する場合には、本規約または関連規約等のうち、当会の損害賠償責任を完全に免責する規定および当会に故意または重大な過失にある場合にその責任の一部を免除する規定は適用されないものとします。この場合において、ユーザーに発生した損害が当会の債務不履行または不法行為に基づくときは、当会に故意または重大な過失がある場合を除いて、ユーザーが当該損害発生時の直前に当会に支払った対象コースのレッスン料1か月分を上限として、現実に生じた通常かつ直接の損害に関する賠償責任を負うものとします。

 

第19条(権利義務の譲渡禁止)

ユーザーは本LMSおよび本サービスを利用するにあたり発生する一切の権利義務を、第三者に譲渡、移転等してはならず、また担保権の設定をしてはならないものとします。

 

第20条(個人情報)

当会は、本サービスにおいて取得する利用者の個人情報を、当会の定める「個人情報保護方針」に則って適切に取り扱います。

 

第21条(Cookie等)

1. 本サイト・本サービスでは、当会の定める個人情報保護方針における「Cookie等に関する方針」に則り、会員のログイン状況の確認等において、Cookieを使用します。Cookieとは、個人情報の代わりに任意の文字が書かれた小さなテキストファイルのことで、本サイトへのアクセス時に、本サイトのウェブサーバと会員のインターネット閲覧ソフト(ブラウザ)との間でやりとりし、会員のコンピュータのハードディスクドライブに保存されるものです。Cookieに書かれた文字を活用することで、より適切なサービス・コンテンツを会員に提供することができます。

2. 会員のブラウザの設定により、事前にCookie使用サイトであることを表示したり、受け取りを拒否したりすることができます。ただし、会員がCookieを使用しない設定としている場合、本サイト・本サービスの機能が制限されることがあります。

 

第22条(一般事項)

1.本規約は、日本法(法の抵触に関する原則を除きます。)の適用を受け、日本法に基づいて解釈されるものとします。また、当会とユーザーとの間でトラブルや紛争が生じた場合には、当会とユーザーが誠意をもって協議し、協議しても解決しない場合は、東京地方裁判所を専属管轄裁判所とします。

2.本規約の規定のいずれか、または、ある規定の一部分が管轄権を有する裁判所または行政機関によって不法、無効、執行不可能とみなされた場合や、当該の規定、または規定の一部分が規約全体の基本的性質に合致しないと判断された場合も、残りの規約(該当する規定が含まれる条項の残りの部分も含みます。)の合法性、妥当性、法的効力は影響を受けないものとします。

3.ユーザーからの全ての法的通知は、法令に別段の定めのある場合および当会が別途指定する場合を除き、書面でなされるものとし、下記に記載の住所まで書留郵便で送付されるものとします。

 

 

〒153-8666 東京都目黒区下目黒3-24-22

一般財団法人ヤマハ音楽振興会 事業企画開発部

 

(全22条)

 

2024年05月01日 制定